iDeCoと個人年金保険はどっちがいいの?

33歳で孫がいる、大宮区在住埼玉栄専門の保険屋 寺腰です。

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1 iDeCoと個人年金保険はどっちが得?
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「iDeCo」と「生命保険の個人年金」ってどっちがお得なんですか?と、ご質問をいただきました。

まずiDeCoは、年金制度のひとつです。なので年金を支払っていない人は加入できません。ただし扶養の範囲内で働いている方や専業主婦の第3号被保険者の方は加入できます。

民間の個人年金保険は、任意で民間の年金保険に加入しますので年金制度とは、関係ありません。

個人年金保険とは、支払った保険料を積み立て、将来「年金」の形で受け取ることができる保険のことです。
年金の支払いは、義務ですがもしも年金を支払っていなくても加入できます。

iDeCoは2022年から65歳まで延長になりますが専業主婦や扶養の範囲内の方は60歳以降は、国民年金の任意加入期間のみの延長になります。

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2 税金の優遇はiDeCoが絶対にお得!
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受取時の課税にも違いがあります。

年金保険は、一括で受け取った場合50万円の特別控除があります。(契約者と年金受取人が同じ場合)
50万円を超えて利益がなければ課税されません。

個人年金保険の想定利回りは0.15%程度なので、課税されることはないと考えられます。

ただしiDeCoは、運用は自分でできますので利回りは、運用次第で大きくなります。

私の運用利回りをざっくり計算してみたら15%でした。(あくまでも今現在です)

運用が上手くいっても、iDeCoは一括で受け取る場合は、退職所得控除になりますので課税額は、少なくなります。

退職所得控除額は、20年以上勤務だと800万円 + 70万円 × (勤続年数 – 20年)です。
私は39歳からiDeCoを利用していますので65歳の時点では、26年になります。

上記を計算すると1,220万円までが非課税になります。

今後同じペースで増えたら2,600万円ほどになりますので課税対象になりそうです。

課税対象額の課税退職所得金額は「支給額-1,220万円×2分の1」になり、これに所得税額の計算をします。

かなり複雑なのですが、通常の投資の利益よりも非課税額が大きいと覚えておいてくださいね。

次回は、変額保険について書いていきます。個人的に個人年金保険をやるなら変額保険の方がパフォーマンスは期待できます。